看護外来について|ふじた糖尿病内科ブログ

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看護外来について

さて、今回は当院の看護外来についてです。

糖尿病で加療中の患者様への療養支援の一環として立ち上げましたのが「看護外来」です。糖尿病療養指導士の資格を持つ看護スタッフが、専門知識をもとに、患者様の療養をご支援させて頂くことが目的です。具体的な内容は以下の2つです。①インスリン治療中の患者様への支援(インスリン自己注、血糖自己測定、リブレ*などに関する支援を通じてより良いコントロールを目指しましょう)、②糖尿病足病変へのケア支援(爪切り、足浴などのフットケアを通じて健康な足を保ちましょう)。
それぞれ約30分のお時間を予定し、医師の指導監督下で行う保険診療内(3割負担で510円のご負担です)でのご支援です。
インスリン治療でお悩みの方、自分の血糖を詳しく把握したい方、そして足の傷・爪が気になる方など、受付までご相談下さい。

*リブレについて

ご自身の血糖を、24時間細かく観察できる機器がフリースタイルリブレ(通称リブレ)です。皮下に達するフィラメントのついた500円玉程度の大きさ薄さのセンサーを、上腕の背側部などに張り付け、血糖値を持続的に測定できます。リーダーをかざし近づけることで何時でも血糖値を見ることが出来るタイプ(リブレ)と、2週間持続して血糖データを貯めておいて後から解析して見るタイプ(リブレプロ)、の2つがあります。自分の血糖値の変動を知るのに、とても強力な機器です。

ただし、このリブレも万能ではありませんし、費用もかかります。当院では、コントロール不良や血糖変動の激しい2型糖尿病の方には、リブレプロでの2週間に限った持続的な血糖観察をお勧めしております。(医師F)